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スペイン・バレンシアで毎年開催される、世界無形文化遺産にも登録されている春の祭典「ラス・ファジャス」が、今年も開会宣言「クリダ」とともに始まりました。

このお祭りは、3月15日から3月19日の「聖ヨセフの日(サン・ホセの日)」にかけてクライマックスを迎えます。期間中、街中には「ニノット」と呼ばれる張子の人形が数多く作られ、広場や通りのあちこちに展示されます。これらの人形は風刺やユーモアに富んでおり、思わず足を止めて見入ってしまうほどユニークなものばかりです。

この期間にはコンクールもあって、それぞれのニノットの出来栄えやアイデアが競われます。選ばれたひとつだけは燃やされず、「バレンシア火祭り博物館」に残されますが、それ以外はすべて最後に燃やされてしまいます。時間をかけて作られたものが、完成してからたった4日ほどでなくなってしまうと思うと、ちょっと切ない気持ちにもなります。

そして、各地区の「ファジャ」の人たちが、それぞれの場所でごはんを作っているのも印象的でした。大きな鍋を囲みながら、みんなでパエリアを作っていて、通りにいい香りが広がっています。観光客というより、地域のお祭りにおじゃましているような、そんなあたたかい雰囲気を感じました。

街中では爆竹や花火も売られていて、子どもから大人までバンバン鳴らしています。最初はびっくりするけど、だんだんそれが当たり前になってくるのが不思議です。


特に印象に残ったのが、最終日前夜の「Nit del Foc」。夜空いっぱいに広がる花火は本当に迫力があって、人もたくさん集まって、みんなで空を見上げている感じがとてもよかったです。

そして3月19日の夜、いよいよクライマックス。あんなに立派だったニノットたちが一斉に燃やされていきます。もったいないなと思いつつも、それも含めてこのお祭りなんだな、と納得してしまう瞬間でした。

にぎやかで、ちょっと騒がしくて、でも人の温かさも感じられるLas Fallas。実際にその中にいると、ただ見るだけじゃわからない魅力がたくさんありました。
ぜひ魅力がいっぱいのバレンシアをお訪れてみてください。
CHOCO
【バレンシア】スペイン三大祭り LAS FALLAS
2026-03-20
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